背景

本映画製作の案は、ハーフ・プロジェクトから起こりました。社会研究家のリゼ・マーシャ・ユミと写真家ウィラー・マヤ・ナタリーの二人が共同で設立したハーフ・プロジェクトは、ハーフたちの体験とアイデンティティーをポートレート写真と綿密なインタビューを使って探求しました。当プロジェクト2008年にロンドンで始まり、日本と海外でのハーフたちの人生経験に迫りました。

今日までに、本プロジェクトは130人のハーフたちの人物像と、それぞれのインタービューを収集しました。それぞれの生い立ちから、帰属意識やアイデンティティまで多くを探求しました。マーシャとナタリーの製作成果は、各地の日本大使館や他の文化機関の支援を得て、 世界各地(ロンドン、東京、神戸、サンフランシスコ)で展示されています。

2009年 映像製作者高木ララと西倉めぐみは、 来日していたマーシャとナタリーに出会い、そこでハーフにメディアの注目が十分ではないと気づき、同時にテレビでは ハーフの有名人がうわべだけの崇拝を受けている現象に嫌気が差し、ハーフたちの手で作るハーフについての初のドキュメンタリー映画の製作に取りかかりました。

『ハーフ』の製作は篤志作業として細々と2010年に始まり、その後、ソーシャルメディアや特別試写会を通して、活発なボランティアグループの製作チームに成長しました。音楽やモーショングラフィックはハーフのアーティストが担当。現在、本映画は、日本語圏や英語圏そしてスペイン語圏のメディアの注目を浴びています。本サイトの「プレス」ページをご参照ください。

ララとめぐみは個人資金で映画製作費を賄っていましたが、2011年Indiegogoのクラウド・ファンディング・キャンペーンを発表し、5日間で最初の目標額の1万ドルを集め、残り40日でさらに1万4千ドルの寄付金を集めました。http://www.indiegogo.com/hafu-film
さらに、国際交流基金 Center for Asian American Mediaからの支援を受けることにもなりました。

『ハーフ』は、現在、各地の映画祭で上映されています。次回の上映に関する案内は、「上映とイベント」ページをご参照ください。めぐみとララは、最終的には日本やアメリカ等各地で上映される事を願っています。